松鞍山の山頂には松鞍神社が祀られています。松鞍神社は、養老3年僧泰燈による創祀で316mの山頂に鎮座し、美濃国神明帳(940年)には、正五位下松倉明神とある古社で、祭礼は丑の刻(午前2時)で昭和の始めまで行われていました。境内の石鳥居や狛犬燈龍は大正10年代に大八車と轆轤を利用して引き上げたものです。
北登山口から登りはじめます。
登山口はココ
急な斜面でも登りやすいように足元が整備されています。
追分地点です。ここまで登山口から15分程度。適度に休憩をとりながら進みましょう。
ここから絶景ポイントの前平山に行きます。
追分地点から前平山山頂見晴台まで10分足らず。絶景です。美濃の玄関口が一望できます。
追分まで戻ってきました。松鞍山山頂を目指します。
急な登り降りに優しさが。自信のない方はロープを使って下さい。
追分地点から比丘尼岩(びくにいわ)まで5分
古来この山は白山信仰修験者の聖地として女人禁制とされ、氏子であっても女性の登山を禁止し、女子は7歳までに参拝させていた事などから、旅の尼僧の物語が伝えられています。
比丘尼岩(びくにいわ)から10分。頂上にある松鞍神社に到着です。
参拝しましょう。お賽銭はこちらへ。
頂上からの眺めです。
下山します。追分まで行きましょう。追分からは、下松森方面の南登山口に向かって下山していきます。
10分後、宝泉発見
古くより農作を天水に頼る村では度々金鞍山へ百燈を上げる(松明行列)雨乞い神事があり、この泉は百日の日照りにも水が涸れることが無かった事から、千代の神水「宝泉」と名付けられたと伝えられています。
宝泉より10分後、池を見つけました。
「入って遊んではいけません」
南からの登山口まであと少しです。なだらかな下りが続きます。
池より5分後、南登山口に到着―。お疲れ様でした。北登山口まで戻ります。